富山県小矢部市に行ってまいりました
100名を軽く超える大勢の方々に役1時間半の講演を聞いていただいたんですが
それが終わった時
会場から5人の人が壇上に・・
謝辞や花束贈呈はよくあることですが
マイクを向けられてる5人の人達は自閉症であったり心に病を持ってる方々・・
心の広い社長が経営する豆腐屋さんで働いてる彼らは社長が気に入って
いつも配達中の車の中でかけてる僕の講演テープを何時しか好きになってくれて
覚えるほどになったそうです
僕の講演の中で高校時代に悪さをして謹慎処分を受けると教育勅語を
毎日毎日清書して、やがて覚えてしまった・・というくだりがあるのですが
彼らはその教育勅語を覚えたんです
日常で意識を集中する事が困難であったり話す言葉もたどたどしい彼らが
大勢の前で、あの長い教育勅語を一語一句間違えることなく言ってくれました
中の一人は車の免許を取るのに1年半かかっても学科がどうしても受からなかったそうですが
教育勅語を暗記する事で自信を得てその後、一発で学科試験に受かったそうです
たどたどしく話す勅語・・裏に秘められたエピソード・・
泣かされる事の多かった富山でした。